山形銀行統合報告書2022
17/66

12345当行の強みと目指す方向(重点課題)地域経済の持続的な成長・地域産業の育成環境保全と気候変動対応豊かな地域社会の実現従業員エンゲージメント向上コーポレートガバナンス強化INTEGRATED REPORT 202215経営理念を当行の存在意義の指標にしてステーク・ホルダーのみなさまとともに投資家双方にとって重要な要素であり、近年、経済価値と社会価値の両立に向けたサステナビリティへの取り組みがより重要視されています。そのため、当行グループは、中長期的な企業価値の向上をめざし、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の視点を経営に取り入れているほか、2021年12月には、持続可能な地域社会の実現と当行の中長期的な企業価値向上を図ることを目的として、「サステナビリティ方針」および「環境・社会に配慮した投融資方針」を制定・公表し、サステナビリティへの取り組みを一層強化しております。 「サステナビリティ方針」においては、当行グループのサステナビリティに対する基本的な考えを明確化す山形銀行グループは、「地域とともに成長発展する」という経営理念のもと、地域の成長に責任を持つ企業として地域の課題解決に真■に取り組むことで、持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。るとともに、取り組むべきマテリアリティ(重点課題)を設定しております。 当行グループは、2019年7月、県内でも先駆けてSDGsに取り組んでいくことを表明し、地域に根差した金融機関として総合金融サービスを通した活動を行っているほか、SDGsを経営に落とし込み、第20次長期経営計画の長期ビジョンへ盛り込んでおります。さらに、マネー・ローンダリングやテロ資金供与の防止、サイバー攻撃に対するセキュリティ強化への対応など、経営管理態勢強化についても引き続き取り組んでまいります。 当行の存在意義(パーパス)は、地域の発展に貢献していくことであります。これからも、社会の重要な一構成要素であるという社会性を認識し、さまざまなステーク・ホルダーの要請に応えつつ、社会の維持と発展に貢献してまいります。利益を出し、株主価値を見出し、そして従業員と地域社会に還元すること、まさに、当行が経営理念に掲げる「地域とともに成長発展し、すべてのお客さまにご満足いただき、行員に安定と機会を与える」であります。 お客さま、株主のみなさま、地域社会、従業員とその家族、すべてのステーク・ホルダーのみなさまとともに、ご期待にお応えできるよう努力しながら、持続可能な成長発展に向け全力で取り組んでまいります。引き続き、みなさま方からの温かいご支援と変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申しあげます。当行の存在意義は、地域の成長・発展に貢献していくことサステナビリティ方針5つのマテリアリティ

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る