山形銀行統合報告書2023
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学大学・研究所助成金、立地提供などの2地域価値創造に向けた取り組みI 産官金ERUTAEFLACEPS鶴岡市「バイオサイエンスパーク構想」慶應義塾大学先端生命科学研究所を中核としたバイオクラスターの形成世界最先端のメタボローム解析技術の集積と活用飯豊町・米沢市「飯豊電池バレー構想」産学官金による蓄電関連企業の集積地形成世界最先端のリチウムイオン電池開発雇用の維持・創出経済活性化本業支援・取引拡大お客さまの付加価値向上地域社会全体の持続的な発展当行の収益力・存在価値向上成長産業の育成地域貢献上山市「滞在型ヘルスツーリズムシティ構築」健康を軸としたまちづくり「かみのやまワインの郷プロジェクト」地域資源“ワイン用ぶどう”の掘り起こし川西町「メディカルタウンの形成」医療・住宅・商業が融合した都市研究支援組織の内部者としてコーディネートを展開実証試験共同開発助成金(企業誘致・設備投資など)地方自治体【主な投資先】企 業34YAMAGATA BANK山形成長戦略プロジェクトにおける各種支援件数(2022年度)1件23件8件地元への企業誘致件数各種マッチング件数ベンチャー企業等への投融資・助成金・大手企業研究機関の進出(企業誘致) ・ベンチャー企業の立ち上げ(企業支援)・若手研究者の県内集積 ・既存地元企業への経済波及創業関連支援コーディネート受託・Spiber株式会社 ・株式会社フューチャーインク・セパレータデザイン株式会社・株式会社Cool ALD各種支援件数  51件16件3件挑 戦[LEADING PROJECT〈リーディングプロジェクト〉][成長に向けたリスクマネーの提供]「やまがた地域成長ファンドⅠ・Ⅱ」と「山形創生ファンド」 野村リサーチ・アンド・アドバイザリー株式会社と共同で、「やまがた地域成長ファンド投資事業有限責任組合」を設立、また、やまぎんキャピタル株式会社を加え、「やまがた地域成長ファンドⅡ号投資事業有限責任組合」を設立し、投資を行っております。 さらに、株式会社きらやか銀行、鶴岡信用金庫、大和PIパートナーズ株式会社と共同で「山形創生ファンド投資事業有限責任組合」を設立し、「YAMAGATA DESIGN株式会社(山形県鶴岡市:代表 山中大介氏)」へ、優先株による出資を行いました。[支援件数]地方創生[産学官金連携の組織]新産業の立ち上がり「山形成長戦略プロジェクト」のあゆみ   当行では、第17次長期経営計画において、重点課題の一つとして掲げた「地域価値の創造」の実現に向け、「山形成長戦略プロジェクト」を立ち上げました。2012年7月より「山形成長戦略チーム(TRY=Team Rising Yamagata)」(2015年よりチームから室へ昇格)を設置し、銀行の通常業務からは完全に切り離した活動を展開してまいりました。 山形県の成長のため、将来起こり得る県内GDPおよび雇用の減少を現状並みに維持することを数値目標とし、産業の黒子ではなく、当行自らが産業の主体となって新たなビジネスを創造し、地域経済の活性化を図るための活動を行っております。「山形成長戦略プロジェクト」の取り組み[活動目的]1.山形県内の地域資源を活用し、これまでにない新産業を 創出する2.新産業の創出により、県内の雇用を維持・拡大させる3.地域の将来を支える産業・企業をサポートする

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