山形銀行統合報告書2023
40/70

サポーター提携機関技術評価の実施工場見学(診断)レポート交付・課題の共有課題共有技術支援アドバイザー技術力向上計画・支援課題解決への取り組みアドバイザーの顧客訪問件数  延べ2,799件技術評価工場見学(診断)レポート交付お取引先企業実務支援38YAMAGATA BANK技術相談1,560件ビジネスマッチング335件山形県山形県工業技術センター山形県企業振興公社山形県産業技術振興機構山形大学東北芸術工科大学山形新聞社中小企業基盤整備機構山形県信用保証協会地域コーディネーター専門家派遣事業経営コンサルタント 等(うち再評価215社) ※MSP ・・・Manufacturing technology improvement Support Program「〈やまぎん〉ものづくり技術力向上支援プログラム(MSP)」〜内閣府「地方創生に資する金融機関等の特徴的な取り組み事例」〜 山形県の主要産業である製造業の技術力を把握し、個々の企業に対する技術力向上支援を通して、地域経済の持続的成長・地方創生につながる中長期的な活動である点が評価されました。特に、全国でも例を見ない取り組みとして注目されたのは、外部機関との連携や学術機関の研究シーズの紹介を通じた、地元企業の研究開発を促進する取り組みです。▲2023年3月、地方創生担当大臣表彰を受賞▲2022年8月、山形銀行EVセミナーを開催支援フレーム活動サイクル お客さまの製造現場へ足を運ぶ活動をベースに、「課題共有」と「実務支援」のサイクルを反復し、県内製造業を技術面、資金面でサポートすることで、技術力向上を支援しております。連 携持続可能な社会実現に向けた取り組み492社補助金支援採択案件873件延べ(2023年3月末)地方創生担当大臣表彰受賞 お客さまの「脱炭素」をはじめとするSDGsの実現に向けて、コンサルティングビジネスの強化を図ってまいります。2023年2月、株式会社イースリーと業務提携契約を締結し、3月には、「脱炭素関連補助金オンラインセミナー」を開催しております。省エネルギー・再生エネルギー設備投資向けに活用できる補助金について解説しました。 また、お取引先のEV化への影響を把握するため、当行独自のヒアリングシートを用いて、丁寧な対話を実施しております。お客さまの持続可能なビジネスモデル構築に向けて、ヒアリング内容をもとに、事業性評価の深化と仮設の立案や提案を実践してまいります。〈やまぎん〉ものづくり技術力向上支援プログラム  略称:〈やまぎん〉MSP※ 中長期的な山形県内産業競争力の向上に向け、県内主要産業の技術力を把握したうえで、個々の企業への技術力支援を行っております。 2015年4月、「技術評価による事業性評価戦略」をスタートさせ、企業の財務面に加え技術力を正確に捉えることで事業性を見極め、担保・保証に過度に依存しない融資対応およびコンサルティングを行ってまいりました。 また、2017年2月、「〈やまぎん〉ものづくり技術力向上支援プログラム」を立ち上げ、県内産業の成長・発展に向けて、外部機関と連携し、県内企業の課題解決や研究開発を支援しております。EV化・脱炭素実現に向けた取り組み770社補助金申請支援の高度化 アフターコロナにおける事業再構築支援を進めるべく、中小企業庁所管の大型補助金「事業再構築補助金」申請支援に取り組んでおります。事業計画の策定や申請書作成方法のアドバイスのほか、補助金採択後の伴走支援を視野に、経営者との対話を通し、事業計画策定のサポートを実施しております。これまで培ってきた補助金支援のノウハウを事業収益化し、申請支援にかかる成功報酬型手数料を導入するなど、より高度な支援に取り組んでおります。

元のページ  ../index.html#40

このブックを見る