山形銀行統合報告書2023
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環境方針環境行動指針44YAMAGATA BANK山形銀行は、「地域とともに成長発展する」という経営理念のもと、地域社会の一員として企業の社会的責任を果たすべく、持続可能な地域社会の実現に向けた環境保全活動に継続的に取り組んでまいります。❶ 環境保全に関連する法律、規則、協定などを遵守します。❷ 持続可能な地域社会の実現に向け、省資源、省エネルギーを推進し、環境に配慮した活動の実践により環境負荷の軽減に努めます。❸ 環境保全に配慮した金融商品および金融サービス等を通じて、環境保全に取り組むお客さまを支援します。❹ 環境保全や気候変動問題に対する取り組みを推進するための体制を整備するとともに、役職員一人ひとりが環境に関する認識を深め、地域社会の環境保全活動に取り組みます。❺ この環境方針を役職員全員に周知徹底し、一般にも公開します。 ATM相互利用サービス「ぐるっと花笠ネット」で業務提携している山形信用金庫、米沢信用金庫、新庄信用金庫、鶴岡信用金庫と連携し、2010年度より植栽や下刈りなどの森づくり活動を行っております。2022年度の活動は、コロナ禍のため森林整備作業のみとし、県内3地区(山形・米沢・新庄)の森林組合に外部委託しております。2023年6月3日(やまがた森の日・6月第1土曜日)、山形市で開催された「やまがた森の感謝祭2023」の式典にて吉村美栄子山形県知事より「山形県CO₂森林吸収量認証書」を拝受しました。も  り 2022年9月、気候変動問題への対応として、カーボンニュートラルに向けた取り組みを一層強化するため、公益財団法人やまがた森林と緑の推進機構と「やまがた絆の森づくり(やまぎん蔵王国定公園の森)によるカーボンニュートラル推進協定」を締結しました。本協定は、2010年に山形県および同機構と締結している「やまぎん蔵王国定公園の森」協定を補完する形となりました。当行と機構が相互に連携・協力し、森林保全とカーボンニュートラルに取り組むことで、山形県が掲げる「ゼロカーボンやまがた2050」の実現に寄与することを目的とします。も  り森林整備と豊かな山々を守る活動森林保全活動ぐるっと花笠の森カーボンニュートラル推進協定を締結「緑の募金」への寄付 2022年9月、森林整備や緑化推進に貢献するため、公益財団法人やまがた森林と緑の推進機構の「緑の募金」に対し、50万円の寄付を行いました。寄付金は、県内の森林整備、植樹支援、県産木材の利用促進を目的とした木製品購入への助成などに使用されます。金融業務を通じて豊かな自然環境を守るとともに、気候変動への対応に取り組んでおります。環境保全活動環境方針の制定 2008年12月に制定した「環境方針」および「環境行動指針」について、2021年12月、サステナビリティの要素を盛り込んだ内容へ改定いたしました。環境保全活動に対する当行の基本的な考え方を明確化し、活動への動機づけ強化を目的とするとともに、本環境方針のもと、これまで以上に積極的かつ継続的に環境保全活動を行ってまいります。山形県CO₂森林吸収量認証書を拝受 2022年度に森林整備を行った森林が、CO₂を吸収し地球温暖化の防止に貢献したことを認証し、山形県より「山形県CO₂森林吸収量認証書」を拝受しました。整備面積46.11ヘクタールにおける間伐作業として、年度内CO₂森林吸収量は、411.56t-CO₂となりました。環境保全と気候変動への対応

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