山形銀行統合報告書2023
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教育支援、文化・芸術・スポーツ振興など、さまざまな分野における地域貢献活動を通じて、豊かな地域社会の実現に貢献してまいります。文化・芸術振興活動緞帳寄贈による文化振興活動 「山形県総合文化芸術館」について、当行が施設命名権(ネーミングライツ)を取得し、2020年5月、「やまぎん県民ホール」としてオープンしました。 大ホールには、当行が寄贈した緞帳「『紅』-BENI-」が設置されております。山辺町のオリエンタルカーペット株式会社が製作にあたりました。 当行は、地域社会の発展のため、文化振興活動に積極的に取り組んでまいります。解体中の本店ビルを囲むフェンスアート 現在、七日町本店ビルの建て替えに伴う解体工事が進行しております。2022年9月、解体中のビルを囲むフェンスの囲いに、東北芸術工科大学の原高史教授デザインによる作品を設置しました。本作品は、当行が連携協定を締結している同大学が主催する「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ2022」の一環として展示を開始し、山形市七日町市街地活性化に寄与する取り組みです。「未来山形」と名付けられたカラフルなアートが街並みを明るく彩りました。明日を担うこどもたちへ山形銀行学事振興基金 1966年の当行創立70周年を記念し、「当行に対する地域のみなさまの温かいご支援とご愛顧に感謝するとともに、地域のお役に立ちたい」との考えから、学事振興を目的として設立しました。毎年、各種教育機関に対し、学事振興に役立つ教材や器具などを寄贈しております。2022年度は、6団体へ寄贈しました。その数は、延べ365団体になっております。金融経済教育 明日を担う子どもたちを金融犯罪などから守り、自らの責任において主体的な経済活動ができる人材の育成を図るため、金融経済教育を行っております。2022年12月、認定NPO法人金融知力普及協会との共催による「全国高校生金融経済クイズ選手権『エコノミクス甲子園』」の山形大会をオンラインで開催し、山形県内6高校から37チーム計74人が参加しました。他にも、成年年齢の引き下げなど、社会情勢の流れに対応し、ライフデザインやお金との関わり方を考える「金融知力」を身に付ける出前授業やイベントなどを開催しております。豊かな地域社会の実現

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