ファイル交換ソフトで注意すること
最近よく見聞きする公的機関からの機密情報流出や自治体・企業などからの個人情報流出事件。
これらの事件は、Winny等のファイル交換ソフトを通じてコンピュータウイルスに感染し、使用者が気づかないうちにパソコン内のファイル(情報やデータなど)が、外部に流出したのが主な原因です。
ファイル交換ソフトとは、不特定多数の人のパソコンとインターネットを介して自分の持っているファイル(情報やデータなど)を交換し合えるというもの。
しかし、交換したファイルやファイル交換ソフト自身がウイルスに感染している場合もあり、知らずに使用するとパソコンがウイルスに感染してしまいます。
感染したパソコンは、自分が気がつかないうちにファイルを外部に送信してしまうのです。
ファイル交換ソフトは自分でインストールしなければ危険とは無縁のはずですが、パソコンを家族で共同使用している場合は家族の誰かが入れてしまうこともあり、注意が必要です。
インターネットバンキングなどの各種パスワードやキャッシュカードの暗証番号などを、パソコン内に保存しておくのは危険ですから絶対にやめましょう。
また、インターネットバンキングをご利用のパソコンでは、ファイル交換ソフトを利用しないでください。